
前回にひき続き、
日本とスペインで国交が始まった土地と言われている
coria del rio アンダルシアはセビージャから、すぐ近くの
この町に、400年前、日本人が始めてスペインの土地を踏んだ。
今でも、japon(ハポン)という姓を持つ人々が住んでいる。
その縁の土地、コリア・デル・リオのフラメンココンサートに出かけたお話です。
ここのペーニャのフラメンコ・コンサートは、ペーニャの会員、または関係者のみしかは入れないタイプでした。
前もって、この土地のバルでEntradaを買えるという話を聞いたこともあります。
現在の情報は、残念ながら知らないので、解りません。
さて、このペーニャに、スペインに夏の度に勉強に行っていた私は、なんとかコネ、ツテで潜り込んでいたわけですが、
最初に行った時には、知らず、ツテ、コネなく行ったのです。
今思うと、どうかと思うほど、入り口で、どうしても見せてくれとお願いして、入れてもらったのですが、
それは、村のおじさんの一言の助言のおかげでした。
「この人達は、日本人で、遥か遠くから、わざわざこの町までやってきたんだ。
このコリア・デル・リオは、遠い昔から日本と縁がある場所だ。
その遠い昔にこの村に来た日本人を向かえいれたように、遥か遠くからきた日本人を
今も迎え入れるべきだ!それがコリア・デル・リオの私達のやりかたではないか!?」
胸の熱くなる出来事でした。
私は、その時には、一般人が入れてもらえないペーニャだと知らずにゴネて。。
でも、そのおじさんは、見ず知らずのスペイン語もろくに話せないでいた東洋人の肩をもってくれたのです。
お陰で、会場に入れてもらって、フラメンコ堪能させてもらいました。
お元気でいらっしゃるといいです。
その節は、本当にありがとうございました。