
佐野由布子フラメンコ教室の発表会前ということで、フラメンコクラスの皆さんのGWは、
練習にフラメンコ鑑賞にフラメンコで大忙しでしたね!
フラメンコ用語講座 始めの1歩編では、「発表会にも出てくるフラメンコ用語」を勉強していますが、
ここで、ちょっと踊りのパートをピックアップします。
前回のescobilla(エスコビージャ)に関連した音場です。
その6 zapateado(サパティアード) 踊り手の踏む足音のこと。 スペイン語のzapatos(靴)からきている言葉。
踊り手がやる靴音の部分のことをいいます。
フラメンコでは、靴音のパート全体のことを※escobilla(エコスビージャ)、このzapateado(サパテアード)は靴音の踊りの部分、ということになります。
フラメンコ教室では、このどちらの言葉も出てきていると思います。
1曲を通して言う場合は、※escobilla(エコスビージャ)と言うのが、適切ですね。
(※は、その5を参照してください。)
日本語のサパテアードに匹敵する言葉がないのですが、最初からのことを「頭から」というように、サパテアードのことや、エスコビージャのことを総合して「足」と呼ぶこともあります。
スペインでもpie(ピエ)=「足」と呼ぶ場合もあります。
英語圏の方は、このサパテアードのことをtap danceと言っておりました。
翻訳ツールでも、英語ではtap danceと出てきますが、舞踊として違うジャンルでtap danceというものがあるので、これには違和感を覚えます。
折角フラメンコをお勉強するのですから、フラメンコのことはフラメンコの用語やスペイン語の単語で覚えてゆきましょう!